砧打ち
一枚一枚の紙を数十枚重ねて木槌で丁寧に、縦横に数千回たたいて製品を仕上げております。そのためローラー掛けをした紙は一段と違った、紙の風合いが保たれます。
紙の面の平滑性が低い場合、それを平滑に書写しやすくするため、「紙を打つ」または「表面を擦って磨く」という熟紙加工を行いますが、紙漉きの技術が向上するに従い、現代ではほとんど行われなくなりました。
打紙加工された紙は繊維がつぶれ密度が増し、紙は風合いを保ちながらしなやかになり、光沢を帯び美しく仕上がります。また表面を平滑にする以外にも墨のにじみを防ぐといった効果があり、滑らかな運筆が得られ、料紙への墨のノリも大変良くなります。
手漉きの本鳥の子を刷毛染めし、本金銀の切箔と砂子を贅沢にあしらいました。
優美な仮名作品を格調高く演出いたします。こきんの一押し商品でございます。
全懐紙 本鳥の子 豪華版
1枚 \3,900~
(お色は各色ございます。お問い合わせ下さい。)
←写真をクリックにて商品案内ページへ移動します
古筆臨書用紙 清書用の料紙は手漉き本鳥の子を使用し(一部除く)、全て砧打ちを施しております。
墨ののりもよく、滑らかな運筆が得られますので、古筆の風格漂う作品に仕上がります。
すべて、弊社のオリジナル商品ですので自信を持ってお勧めいたします。